Bespoke
お客様の体型やクセ、細かいニーズを汲み取り理想のスタイルを実現します。
ビスポークの特徴
【採寸】
約30項目を採寸致します。
屈伸体、反伸体、左右どちらかの身体の傾斜や骨盤の歪みなど、身体は普段の生活の姿勢や仕事中の姿勢により、様々な角度に歪んでいます。
そのような身体の特徴を実際に手で触れながら、筋肉の付き方や骨の形などを見ていき、身体の特徴を捉えながら、製図と縫製に反映させていきます。
【製図】
製図に関しましては、
短寸式と言う身体の各箇所を細かく測る方法と長寸式と言うバスト寸法を基準に割り出しでつくる方法が有りますが、
当店では短寸式と長寸式を同時に採用してます。
その理由としましては、どちらにも長所と短所がある為です。
短寸式は各箇所を細かく測る為、バランスの良い体型の方は良いのですが、
バランスの悪い体型の方はその体型がそのまま反映されてしまいます。
いっぽう、長寸式はバスト寸法から割り出しで寸法を決めていく為、見た目の良い服にはなりますが、体型には合っていない為、モデル体型では無い限り身体には合わない服になります。
洋服は基本的に長寸式で作られてますが、当店の場合はオーダーのもっとも重要な工程となる体型補正をする為、主に身体の傾斜付近などに短寸式を取り入れています。
この長寸式と短寸式を合わせる事により、前後左右非対称の体に綺麗に洋服を合わせる事が可能になっています。
【縫製】
縫製に関しましては、一着に対して約80時間以上かけて縫い上げていきます、洋服の土台になる毛芯も体形に合わせ製作し、お客様のイメージに合わせて副素材なども選定していきます。
丈夫にしたい個所はミシンを使用致しますが、ミシンですと上糸と下糸の引っ張り具合がキツくなる為、関節部分などは硬くなります、
手で縫う事で引っ張り過ぎず、優しく縫う事で可動域の部分が柔らかく、動きやすくなります。
生地の厚みや特徴を見て、縫い加減を変える事で、ハンドでしか味わえない着心地を体感する事が出来ます。
縫う技術も大事ですが、アイロンワークもとても大事になります。
身体は全てが直線ではありませんので、直線の生地をアイロンを使う事で曲線に変えていきます、当店では中間アイロンをより多く入れる事で、
身体の曲線に馴染むように長い時間をかけてプレスをし、より綺麗な曲線に変えていきます。
このような作業を丁寧に行う事で型崩れのし難い綺麗な洋服が仕上がります。
当店では、『洋服は体型を補うもの』と言う初代の思いを受け継ぎ、
製図による補正、肩や袖付けのイセ込み、アイロンワークによる曲線など、製図と縫製から成る身体に合った綺麗な洋服をお客様と一緒に作り上げていきます。
ご注文から納品までの流れ
一枚の布からお客様だけの一着を作り上げる為に全ての工程においてお客様をイメージしながら一針一針丁寧に仕上げていきます。
製図の作成から行いますのでどんなご要望にもお答え出来るよう準備をしております
1度目のご来店
【ご注文】
↓
お客様のご要望をお伺いしながら生地、デザインなどを決めさせて頂き、採寸をさせて頂きます。お気兼ねなく何でもご相談下さい。
2度目のご来店
【仮縫い】
↓
シルエット、着心地などをご確認いただきます。お客様のご要望をお伺いしながら補正をし次の中縫いへと流れていきます。
仮縫いの際は今後の補正方法を決定する為に非常に重要ですので、率直なご意見をお聞かせ頂けたらと思います。
(大まかな修正や変更箇所はここまでとなります)
(可能であればサイズの合ったシャツと革靴のスタイルでご来店下さい)
3度目のご来店
【中縫い】
↓
仮縫いの際に打合せさせて頂きました箇所をご確認して頂きます。修正が必要であれば修正をして仕上げへと流れます。
四度目のご来店
【納品】
↓
仕立て上がりましたご注文の品をお客様とご確認させて頂き宜しければご納品となります。
ご納品致しましても気になる点など御座いましたら、お気兼ねなくお申し付け下さい。必要であれば修正も致します。型紙への還元と共に以後の御注文へ反映させて頂きます。
納品までは約3ヶ月になります。またその時の受注数等により前後致します。
お急ぎの方はご相談下さい。
